中京テレビ(名古屋市昭和区)は7月9日、同局が主催するフィギュアスケートのイベント「The ICE(ザ・アイス)」の合同記者会見を、松坂屋名古屋店(中区栄3)南館1階オルガン広場で行なった。会見には同イベントに出演予定の浅田舞・真央姉妹が登場。イベント出演に向けての意気込みを語った。
今年で3回目を迎える同イベントには、毎年世界各国のトップスケーターが集まり、エキシビション形式で演技を披露する。通常の競技会では見られないような選手同士のコラボレーションなども見どころの一つ。チケットの売れ行きも好調だという。今年7月25日、モリコロパークで行う。
会見では姉の浅田舞さんが「昨年に引き続き、浅田姉妹のコラボプログラムを披露する予定」と発表。現在練習中であることを明かした。真央さんは「今シーズン、公の場で滑るのはザ・アイスが初めて。ほかの選手も今シーズン初めての選手が多いようなのでワクワク、ドキドキしている」と笑顔を見せた。
個人プログラムについて舞さんは「強い女性をイメージしたプログラムなので、目力を意識して演じられたら。また、背中で演技ができるように努力しているので、そこも注目してほしい」とも。「かっこいいところもあれば、おちゃめなところ、力強いところも見せるプログラム。いろいろな自分を見せられるようにザ・アイスに向けて頑張っている」と真央さん。
オリンピックシーズンの今年。真央さんは「初戦から自分ができることをしっかりやっていこうと思う。ショートとフリーは、正反対のイメージのものを予定しているので、それぞれで違う自分を見せられたらいいなと思っている」と意気込みをみせた。会見終了後は、観客の女子高校生らが「真央ちゃん!」と呼ぶ声に笑顔で手を振って席を後にした。
そのほかのザ・アイス出演者は、安藤美姫、ジェフリー・バトル、エヴァン・ライサチェク、アダム・リッポン、デニス・テン、小塚崇彦、無良崇人ら13人の選手と3組のペア。