河村市長の「名古屋弁自販機」、大須商店街内に設置-市内6カ所目

「大須301」前に設置された「名古屋弁を話す」自動販売機

「大須301」前に設置された「名古屋弁を話す」自動販売機

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 キリンビバレッジが今年1月に発表した「名古屋弁を話す」自動販売機が4月23日、大須商店街内の商業施設「大須301」(名古屋市中区大須3)前に設置された。

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 同自販機は「名古屋開府400年祭」を記念して企画されたもので、ボタンを押すと河村たかし名古屋市長の声で「名古屋きゃーふ(開府)400年!」の言葉に続き、「まーいっぺん来てちょーよ(もう1度来てね)」、「今日もがんばってちょうでゃあよ!(今日もがんばってね)」、「さがそみゃー!みゃーぞうきん!(探そう!埋蔵金!)」、「どえらけにゃあうれしいぎゃあ!(すごくうれしいな!)」、「話そみゃー、名古屋ことば!(話そう、名古屋ことば)」など12種類の名古屋弁のせりふが流れる。

 今年3月9日、1号機を名鉄レジャック(中村区名駅南1)と松坂屋名古屋店(中区栄3)本館地下2階に設置。その後、名古屋城、ロフト名古屋5階、金山駅、名鉄神宮前駅などに設置し、今回初めて大須エリアに設置された。

 大須の自動販売機を利用していた20代と30代の女性は、「ここまでの名古屋弁は普段使わないけど(笑)、市長自体がキャラクター化していて、より身近に感じられるから良いと思う」、「12種類あるパターン全部を聞いてみたいと思ってしまう。商店街内に設置されたことで、より多くの観光客の方たちにも楽しんでもらえるのでは」と話していた。

 「現在約20カ所の設置が決まっている」(同社広報担当の高瀬さん)という名古屋弁自販機。各所での利用客の反応は「面白い」と好評だという。「特別なスピーカーを付けているわけではないので、周りがにぎやかな所では少し注意して聞いていただければ」とも。

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