錦に7月21日、朝びき豚専門の居酒屋「とんとんびょうし」(名古屋市中区錦2、TEL 052-209-6635)がオープンした。
店舗面積は約45坪。木目を基調とした和空間が広がる店内は2フロアで構成し、1階=テーブル席20席、2階=座敷60席を設ける。30~40代のビジネスマンをターゲットに据え、「仕事帰りに気軽に立ち寄れる店」を目指す。
朝びき豚のみ取り扱う同店は、青森・長谷川牧場から直送される自然豚と三河豚を使用。仕入れた豚肉は日付をまたいで用いることはせず、徹底した品質管理で新鮮な豚肉メニューを展開する。店長の駒村さんは「豚肉を専門に扱うことによって牛肉に比べ価格も安く設定できる。何よりもおいしい豚肉をもっと知ってほしい」と話す。
駒村さん「おすすめ」は、刺身と自然豚を使ったメニュー。刺身は「レバテキ」「ハツテキ」「ガツ芯刺」(以上380円)、「トロタン刺」(580円)の4種類。「魚と一緒で、その日にさばいたものは生で食べられる。鮮度が高いので臭みが全くない」という。自然豚メニューは、豚バラキムチ串焼き(2本=450円)、「冷しゃぶのピリ辛ソース」(480円)、「トロバラ肉の天ぷら」(580円)など取りそろえる。そのほかハラミ、てっぽう、かしらなどさまざまな部位を炭火でじっくりと焼き上げる串焼き「焼とん」(各150円)も。
豚肉メニュー以外にも一品料理や野菜類、おつまみ、ご飯物、デザートなど用意する。ドリンクメニューは、生ビール(480円)、ハイボール、梅酒、焼酎、酎ハイ、サワー、日本酒、ソフトドリンクなど。
オフィス街に近いことから利用客の中心はサラリーマン。中には庶民的なスタイルが好きな女性グループも見受けられるという。「おいしいものを安くおなかいっぱい食べることができ、気分良く飲める店にしたい」と駒村さん。「目指すは日本制覇、世界進出。この店が日本中に知られるようになり、世界においしい日本の豚を広めたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時。日曜定休。