名古屋パルコ西館8階の「パルコギャラリー」(名古屋市中区栄3、TEL 052-264-8370)で9月4日、ヒップホップグループ・RIP SLYMEの展覧会「RIP SLYME大博覧会『GOOD TIMES』2001~2010 HIPでPOPでARTな10YEARSなのだ!!」が始まった。
同展は、ヒップホップグループ「RIP SLYME(リップスライム)」がメジャーデビューしてから10年間の軌跡をたどった企画展。会場は、デビュー当時からリップスライムのCDジャケットなどを手がけるデザイングループ「groovisions」が担当。来場者は1段上がった通路から、これまでのポスターやノベルティーなどのグッズ、アートワークを一望できるユニークな仕掛けが特徴。
初日の4日には、メンバーのRYO-Z(リョージ)さん、SU(スー)さんがサプライズで現れ、会場は来場していたファンらの驚きの声や黄色い歓声に包まれた。展覧会について、RYO-Zさんが「10年間にわたるすべてが詰まっている」と話すと、SUさんは「10年やって来れたのは名古屋のみなさんのおかげです」とファンを沸かせた。
10年を振り返り「制作やライブなど年々楽しくなっている」とRYO-Zさん。「(作品を見ながら)こう見ると壮観。ほっこりする」とも。最後にファンに向けて「8月は遊び倒した。今はニューアルバムに取りかかっている。またライブで名古屋に来たい」(RYO-Zさん)、「20年目には、ドームでライブをやってみたい」と今後の活動にも意欲をみせ、ファンに惜しまれながら会場を後にした。
営業時間は10時~21時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=400円、学生=300円、小学生以下無料。今月26日まで。