ガンプラ生誕30周年を記念したイベント「ガンプラEXPO JAPAN tour in 名古屋」が現在、名古屋パルコ(名古屋市中区栄3)西館8階パルコギャラリー(TEL 052-264-8370)で開催されている。
ガンプラは1979(昭和54)年、メ~テレ(当時=名古屋テレビ放送)で放映を開始した「機動戦士ガンダム」のシリーズに登場するモビルスーツ、モビルアーマーと呼ばれるロボットや戦艦などを立体化したプラモデルの総称。1980(昭和55)年に「1/144ガンダム」(当時300円)を発売して以来、国内で980種以上、4億80万個を生産・販売している。
ガンプライベントとしては初となる「日本縦断ツアー」として9月の仙台パルコを皮切りに札幌パルコ(10月)を経て、今回、名古屋での開催となる同イベント。
会場はガンプラ30周年の軌跡を「Growing up」「Universal」「New item」「Party」「Life style」「Ahead」6つのキーワードを切り口に構成。懐かしの初代から最新モデルまで約300点のガンプラを一堂に展示するほか、ガンプラ生産拠点「バンダイホビーセンター」(静岡市)の紹介、著名人30人がオリジナルのカラーリングを施したガンプラの展示、海外でのガンプラ事情、ガンプラ30周年記念アニメ「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」の紹介など、さまざまな角度からガンプラの魅力を伝える。
販売コーナーでは、同イベント限定モデルのガンプラ11点を含む各種ガンプラを販売。限定モデルは「MG 1/100 シャア専用ザク Ver.2.0 クリアカラーバージョン」(3,500円)、「HG 1/144 RX-78-2ガンダム Ver.G30th クリアカラーバージョン」(1,200円)、「HGUC 1/144 ダブルゼータガンダム クリアカラーバージョン」(2,300円)のほか、今回初登場となる「HGUC 1/144 ゼータガンダム クリアカラーバージョン」(1,600円)、「MG 1/100 MS-06J 量産型ザク Ver.2.0 クリアカラーバージョン」(3,500円)なども。
18日から始まった同イベント。30年という歴史の中でシリーズ化されたこともあり、会場内には30後半~40代を中心にさまざまな世代のファンの姿が見受けられ、中には、複数のガンプラの箱を抱えてレジに並ぶ来場者の姿も。「ガンダム発祥の地のせいか、名古屋のガンダム人気は根強い印象を受ける。今まで、札幌、仙台と巡回してきたが名古屋での反響がいいと聞いている」と同ギャラリー担当者。
営業時間は10時~21時(最終日は18時まで)。入場無料。12月6日まで。