セントラルパークのギャラリー「セントラルギャラリー」(名古屋市中区錦3、TEL 052-961-6111)で2月4日から、市民大学「大ナゴヤ大学」が昨年11月に行ったガーデニングイベント「スコップ・サプライズ」の発表会「地球の生物部 部活の発表会」が開催される。
「地球の生物部」は、COP10を機に同大学内で立ち上がった部活動で、「生物多様性と自分たちの関わりについて考え、保全につなげていく活動」を目的に展開している。11月に行った同イベントでは、「スコップを持って生き物たちにサプライズを」との思いを込め、中区・矢場町の交差点付近に植物を植えた。
同部活は、「ハードルを低くして、より多くの人に生物多様性について考えてもらい、自分のこととして考えられるきっかけになれば」(大ナゴヤ大学学長の加藤慎康さん)と、グラフィック表現など、視覚的な側面でもこだわりを持っておしゃれに展開しているのが特徴。
発表会ではそうした「こだわり」のポスター展示や、プロのフォトグラファーが撮影したガーデニングイベントの様子の写真なども展示。そのほか、「24人の生物多様性」と題した、部員の頭の中の生物多様性を表現した作品や、小学生が作成した昆虫のペーパークラフトなども展示するほか、種袋の無料配布も行っている。加藤さんは「展示を通して、『地球の生物部』のことを知ってもらい、今後の活動に少しでも多くの人が興味をもってもらえれば」と期待を込める。
展示時間は10時~21時。今月15日まで。