大須の大津通り沿いに4月29日、韓国風居酒屋「赤豚屋(チョッテジヤ) 大須店」(名古屋市中区大須3、TEL 052-262-8277)がオープンした。運営は、中部地方を中心に飲食事業を展開する甲羅(豊橋市)。
同店は栄3丁目に住吉店に続く2店舗目。「チョッテジヤ」は「赤豚屋」を韓国語で発音したときの日本語の音読み。万国旗、ネオンなどカラフルに彩られた店内は、ドラム缶テーブルなど配置し「韓国の屋台のイメージを屋内に再現した」にぎやかな空間が広がる。壁には韓流スターのポスターをディスプレー、BGMにKポップを流し、雰囲気を盛り上げる。2フロアで構成する店舗面積は約80坪。席数はテーブル席70席。
本格的な韓国料理から居酒屋定番メニューまで取りそろえる同店の看板メニューは「サムギョプサル」(1人前1,039円、2人前から)。韓国の庶民の食べ物である同メニューは、専用の石板で余分な脂を落として焼いた国産の豚バラ肉とキムチなどを包み菜で巻いて食べる。豚バラ肉、サニーレタス、サンチュ、キムチ、ニンニクスライス、青唐辛子、ジャガイモ、大葉、真っ赤なネギバカが付く。
そのほか、鶏の空揚げにコチュジャンの甘辛だれを絡めた「ヤンニョンチキン」(609円)、特製の塩だれをかけた「ポルッキャベツ」(294円)、韓国風すき焼きプルコギを巻いた春巻き「プルコギロール」(609円)、冷蔵庫で冷やした石鍋にフルーツやアイスクリームを入れ混ぜて食べる韓国風ストーンアイス「ドルアイス」(714円)などを取りそろえる。
ドリンクメニューは、韓国焼酎、サワー、カクテル、ビール、ハイボール、果実酒、ソフトドリンクなど。中でも「マッコリ」はカクテルなど各種用意する。
「ドラマ、料理、映画、音楽、何か一つでも韓国のものが好きな方なら、一度来たらたまらない空間」とアピールする谷間店長。「アミューズメント的スペースを提供しているので、韓国好きにかかわらず幅広い客層に、この店に来ると楽しいと思ってもらえるような店に育てていきたい」とも。
営業時間は17時~24時。