名古屋・栄4丁目で20年間営業してきた「ホテルプリシード名古屋」が12月1日、「ベストウェスタンホテル名古屋」（名古屋市中区栄4、TEL 052-263-3411）にリブランドし、オープンした。

　ホテルプリシード名古屋は今年4月、親会社が、株式譲渡により大成建設から価値開発（東京都千代田区）に変更になった。それに伴い同ホテルが、価値開発関連会社のフィーノホテルズ（同）が国内で展開する「ベストウェスタンホテルズ」に参画することになったことからリブランドが決定したという。

　ベストウェスタンホテルは、世界約90の国と地域に4100軒以上のホテルを擁する世界最大級のホテルチェーン。日本国内では現在15軒のチェーンホテルがあり、愛知県内での展開は今回が初めて。地上14階、地下1階の同ホテルの部屋数は140室。内装などのリニューアルは行わない。「ベストウェスタン名古屋」のロゴマークは来年の4月に取り付けられる予定で、それまではホテルプリシード名古屋とのダブルネームでの運営するという。

　同ホテルの利用客について、山本さんは「平日はアッパービジネスのお客さま、週末はレジャーのお客さまが中心で、最近は海外のお客さまも少しずつ増えてきた」という。「愛知県初のベストウェスタンホテルということで、まずはこの地域でのブランドの知名度を上げていきたい」と意欲を見せる。

　チェックイン＝13時、チェックアウト＝11時。宿泊料金は、1人＝15,000円～、2人＝20,000円～。