JAグループが全国各地のJAをキャラバン隊が訪問し、地域のさまざまな課題の解決に向けた取り組みを紹介する企画「JAゴー号」を展開し、12月8日、キャラバン隊を務めるお笑いコンビ「だいなお」が愛知県を訪問した。
同企画は、若手お笑いコンビ「だいなお」が昨年10月から全国のJAを訪問し、農業体験などさまざまな体験をした記録をホームページやツイッターなどを使って紹介していく企画。「農業やそれ以外のJAの活動を多くの若い人に知ってもらおう」と直売所やイベント会場で地産地消の推進や食育活動を広めている。全国キャラバンの44県目となった愛知県では、新規就農者を育成する「農ライフ創生センター」を訪問し、その活動を紹介した。
「キャラバンをする中で、農業の知識はついてきたと思う。野菜を買う時も食べるときも、各地で教えてもらった知識が自然に役立つようになってきた」となおさん。だいさんは「もともと野菜は苦手な方だったけれど、食べるときに農家の人たちの顔が思い浮かびありがたい気持ちが湧き上がるようになって、前よりもおいしく頂けるようになってきた」と振り返る。
なおさんはさらに、「震災後2カ月後に、被災地の方にも行かせてもらった。どんなテンションで行ったらいいかわからなかったが、農家の人たちはすでに『次』を見据えていることを知り、その力強さに勇気をもらった」と続ける。「全国を回って感じることは、どこも後継者不足だということ。若い世代に農業の素晴らしさを少しでも伝えることができれば」。
愛知県を訪問した際の動画配信は1月中旬を予定している。