大須の雑貨店とスクールとカフェが一体になったショップ「モノコト」(名古屋市中区大須2、TEL 052-204-0206)で現在、「Jaaja(ジャージャ) 動物展」が行われている。
ジャージャは、名古屋を中心に日本全国、ヨーロッパなどでライブ活動を行っているバンド。主なメンバーは4~5人で、イベントによって人数が変動することもある。同店店主でメンバーと友人の森田こころさんは「(彼らの音楽は)台所で鍋をひっくり返したような音楽。アイリッシュやケルトといったヨーロッパの土着な音楽と日本の音楽とが混ざっていて、どこか生活感がある」と話す。
今回の作品展は、同バンドでウッドベースと木琴を担当し、作家活動にも取り組む、のばたくみのさんが手掛けた作品を展示・販売している。作品のテーマは「動くもの」。流木や金属のゴミ、動物の骨などを使い、「整った形の物は使わない、ありのままの素材を使って作品を作っている」とのばたさん。「(作品それぞれには)題名は無理やりつけない」とも。
会場には、絵(20点)やオブジェ(6点)、ブローチ(8種類)などを展示・販売。価格は、ブローチ=1,800円、オブジェ=5~6万円。作品展について、「頭の中でポンと浮かんだアイデアを作品に吐き出している。特に見てほしいのは絵。動物の『ぬっ』とした感じを表現している。誰にでも見てほしい」とのばたさん。期間中も制作活動を続けており、できたての作品も並べていくという。
同展は、すでに京都、静岡、名古屋で開催。今後は鳥取や神奈川でも予定する。「ツアーで全国を回ることが楽しいので、作品展でも同じように全国を回れたら」(のばたさん)。
営業時間は12時~21時。2月26日まで。