名古屋三越 栄店(名古屋市中区栄3、TEL 052-252-1111)7階の子ども服売り場イベントスペースで5月1日~7日、フェアトレード商品の販売やワークショップ、絵本の読み聞かせを行うイベント「親子でフェアトレード マンマルシェ」が行われた。
「知的でおしゃれで楽しいキッズフロア」が今年のテーマという同フロア担当の松井さん。「社会貢献という難しい言葉は使わずに、もっとやわらかいプロモーションでフェアトレードを身近に感じてもらえるきっかけになれば」と同イベントを企画。知人への呼び掛けが広がり、「Manu Mobiles(マニュモビールズ)」「エシカル・ペネロープ」「ハンカチ」「ルププ」「la pensee-maman(美容室ラパンセ)」の5つのショップが参加した。
期間中、各ショップがワークショップを開催。JICA中部なごや地球ひろばオフィシャル・サポーター原田さとみさんが主宰の「ルププ」による絵本の読み聞かせが行われた。始めは、原田さんとリサちゃん(5)が読み手となり、高さ1メートルほどある大型の飛び出す絵本「わたしとわたし」を紹介。椅子から立ち上がって夢中で絵本を楽しむ子どもたちの姿も見られた。
「絵本を通じて、異文化の理解を深めることができれば」という原田さんは、フランスの絵本をフランス語でも読み聞かせた。「三越では今回が初めてだが、普段の雰囲気と同じように楽しむことができた。毎月第4土曜日にJICA中部なごや地球ひろばで行っている読み聞かせにも、ぜひ来てほしい」と呼び掛ける。
同イベントについて、ハンカチ・今井さんは「販売だけではなく、皆さんに楽しんでもらいながら、フェアトレードが何かを知ってもらえれば」とほほ笑む。