名古屋市公館(名古屋市中区三の丸3)で10月11日、名古屋市と学生、企業による地域活性プロジェクト「ナゴ活」合同プレゼンテーション大会が開催され、「ナゴ活」グランプリが選出される。
名古屋市が主催する同プロジェクトは、学生が企業の職場体験を経た上で企業の事業内容を「正しく」理解し、その企業のリソースを生かして「名古屋活性プラン」を企画・提案するもの。企業・行政とともに事業化を目指す取り組み。「ほかの一般的なインターンシップとは異なり、大学生と企業のコラボレーションにより、行政だけでは解決が難しい地域が抱える問題の解決を目指すことが目的」と担当者。参画企業は、食品スーパー経営「マックスバリュ中部」(中区)、外食産業「ル・クール」(西区)、通販メーカー「ドリーム」(東区)、レジャー施設経営「善都」(豊田市)、不動産業「S-point」(中村区)
当日は、同プロジェクト参加学生で構成する5チームが、約1カ月半のインターンシップで練り上げた「名古屋活性化プラン」をプレゼンテーション。学生によるプレゼンテーションの後、名古屋市職員、大学教授ら5人による審査を経て、グランプリが決まる。グランプリとして表彰されたチームの企画は、参画企業によって事業化を目指し検討される。河村市長も参加し、プレゼンテーションに臨む学生を激励する予定。
学生広報ディレクターとして企画・広報に携わっている矢野さんは「『名古屋を活性化する』というシンプルなテーマでも、学生の考えることは多種多様。意見がぶつかることもあったが、そうして一生懸命考えたからこそ素晴らしいアイデアがたくさん出てきたと思う」と振り返る。
開催時間は13時30分~16時30分。一般観覧も可能。入場無料。当日の様子はユーストリームでも配信を予定する。