新栄の名古屋市芸術創造センター(名古屋市東区葵1)で11月20日、ハワイから35人のダンサーが来日しフラダンスを披露する「マーラマ・マウ・ハワイ-いつも心にハワイを ハーラウ・オ・ナー・プア・ククイ合同発表会」が開催される。
同イベントは、ハワイでフラダンスを継承するクムフラ(=先生)のエド・コリアーさん(73歳)の意向で、初のジャパンツアーとして決行する。名古屋のほかに、神戸、東京でも開催される。
同イベント(名古屋)のコーディネーターを務める駒井まゆみさんは、今回の出演者の一人で、愛知県内でフラダンス教室を運営している。「ハワイでフラを見て、心が騒いだ」と駒井さん。15年前からコリアーさんの指導を受けて、現在は半田市の自主スタジオや名古屋市内のスタジオを借りて、講師を行っている。生徒数は110人(うち3名は男性)。所属する7歳から83歳までの生徒に、モダンフラや古典フラを教えている。
当日は、コリアーさんの率いるダンサー35人がハワイから来日。駒井さんの教室の生徒と総勢140人で、ハワイの伝説や伝統を織り込んだ歌に乗せてフラを踊る。中には、先祖や神様に向けたダンスや伝統的な詠唱に乗せて踊るフラや、男性が踊るフラも。「ショー的な内容ではなく、ハワイでレッスンしているダンスを披露したい。フラというもののルーツを見せられたら」
音楽は、ハワイのグラミー賞とも呼ばれているハノハノアワードで昨年、3冠を取ったウクレレ、ギター、ベースギターの3人組バンド「waipuna(ワイプナ)」が演奏する。
「エネルギッシュで刺激的なフラダンスを見てほしい。フラのイメージが変わるはず」と来場を呼び掛ける。
開演は18時30分。チケットは、S席=6,500円、A席=5,500円。問い合わせはピンクスパイス内マーラマ・マウ・ハワイ実行委員会(TEL 052-684-5020)まで。