栄の中華料理店「ノアール」(名古屋市中区栄5)で12月7日、立川流落語家真打ちの立川こしらさんとアコーディオン奏者の遠峰あこさんによるツーマンライブ「あこしらにっぽんツアー2013」が開催される。
11月9日に東京・六本木で行われたライブを皮切りに始まった同ツアーは、四日市、名古屋、大阪と4カ所で開催。名古屋では、「今年4月にアコーディオン奏者のコバさんを通じて知り合った」(遠峰さん)という同店での開催が決まった。
横浜出身の遠峰さんは「もともとはパソコンを使った映像と打ち込み音楽のライブパフォーマンスやCG制作の仕事をしていたが、電気を使わないとできないのはさみしいと思った。それなら、電気を使わずにできるものを」と、8年前からアコーディオンと日本民謡を始めたという。現在は横浜を中心に、劇場やライブハウス、居酒屋や屋外イベントなどで幅広く活動している。
ライブに先駆け11月18日には同店で、遠峰さんの投げ銭ライブが行われた。アイヌ民謡や宮城県石巻に伝わる民謡、「かっぱ巻き」や「たい焼き」を主人公にしたオリジナル曲を約1時間演奏した。こぶしの利いた遠峰さんの歌声や語りが店内いっぱいに広がり、来場者は手拍子をしながら聞き入った。
遠峰さんは「名古屋が大好き。これからも名古屋でライブがいっぱいできるように、皆さんどうぞ、ごひいきに」と来場者に呼び掛けた。
18時30分開場、19時開演。木戸銭(=入場料)は2,500円。問い合わせはノアール(TEL 052-241-7008)まで。