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大須の神社仏閣で「文化の祭典」-ライブ、狂言、日舞、マーケットなど

「神社仏閣で文化の祭典『盛りのBA・BA・BA』」のビジュアル

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 3月15日に若宮八幡社(名古屋市中区栄3)、大光院、富士浅間神社(以上、中区大須2)の3つの神社仏閣の境内で、イベント「神社仏閣で文化の祭典『盛りのBA・BA・BA』」が開かれる。

音楽ライブのほか、日舞や狂言など

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 主催は名古屋市、企画運営は大ナゴヤ大学。「なごやの歴史・文化とユニークに出会う」を掲げて1年間を通して行うプロジェクト「NAMO.」の一環で開催するもの。「400年の歴史を持つ名古屋の歴史・文化というテーマを、切り口や見せ方を工夫して、楽しくユニークに知ってもらいたいという思いで活動する」(大ナゴヤ大学学長の加藤幹泰さん)。

 名古屋・愛知にゆかりのある文化を集めたという同イベント。「若い人たちにも楽しんでもらえるよう、現代のバンドと伝統的な芸能文化の両方を見られる内容にした」といい、若宮八幡社内の神楽殿と富士浅間神社前の特設ステージで、地元を拠点にする音楽バンドのライブのほか、和泉流狂言方・野村又三郎さん、日本舞踊の名古屋西川流・西川千雅さん、落語家・雷門獅篭さんらが出演する伝統芸能のライブを開く。

 大光院の境内では、名古屋・愛知ゆかりの「ものづくり文化」を集めたマーケットを開催。「思いを持ってものづくりをする方々を自分たちのつながりをベースに探した。みなさんにプロジェクトのコンセプトに賛同いただいて今回のイベントに至った」。出店内容は、醸造が盛んな知多エリアの日本酒・みそ・しょうゆや、常滑・瀬戸のやきもの、有松絞り、老舗洋食器メーカーのノリタケの森など。大須の街の人々が出店する「大須ブース」も設置し、「街の案内所」機能のほか、大須の歴史情報の発信、大須のオリジナル土産を販売する。「買い物のほか、作り手の思いやどんな歴史がある商品なのかなど、会話を楽しむマーケットになれば」

 若宮八幡社では、フードブースや移動販売車も登場。豆みその醸造元が運営するみそを使った料理や、愛知の伝統野菜を使ったオリジナルメニューなどを味わえる。タイムスケジュールや出店者の説明などはホームページで確認できる。

 開催時間は12時~17時。入場無料。雨天決行。

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