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「執事の館・名古屋の仮住まい」が新サービス

「執事の館」の牛タンのシチュー

「執事の館」の牛タンのシチュー

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 栄周辺にあるレストラン「執事の館・名古屋の仮住まい」(名古屋市中区)が今年5月に開館し、半年が過ぎた。11月からは新しいサービスとして「ブレークタイム」を提供している。

オリジナルハーブティー

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 「お屋敷に帰宅された主(あるじ)へのおもてなし」を理念にした会員制レストランの同店は2012年8月、「執事の館・準備委員会」を設立。開店前からメールマガジンやツイッター、映像ストリーミングで情報を発信してきた。会員登録者数は2万8000人以上、ツイッターのフォロワーは約4万人。5月に「名古屋の仮住まい」をオープンした。今後は名古屋市内に土地を購入して「本宅(ほんたく)」と呼ばれる建物を建造することが目標。運営は九十(きゅうじゅう)。

 「ティータイム」には「執事とばぁやによるお迎え」から始まり、クロークで荷物を預かると、「白の部屋」では最初にドリンクを紹介する。ドリンクは約50種類。紅茶だけでも10種類以上で、ハーブティーやジュースも豊富に取りそろえる。続いて、デザートワゴンのプレゼンテーションでは「お好きなものを、お好きなだけ」選ぶことができ、「オニオングラタンスープ」「ローストビーフ」「牛タンのシチュー」などの食事や、「三河みりんのシフォンケーキ」「ティラミス」「季節のフルーツタルト」などのデザートを用意する。毎月、季節によってメニューは異なる。最後は「ドアマンによるお見送り」も。「執事へのお給金」は5,000円(90分)。

 先月からは、「ティータイム」の給仕内容を簡素化した「ブレークタイム」も提供している。「ワゴンのプレゼンテーションを省き、いわゆるアフタヌーンティーセットを手配する。読書や編み物など、それぞれの過ごされ方をしていただくことが狙い」と同委員会広報係の松原さん。デザート・ドリンクともに各約10種類を用意。「執事へのお給金」は3,000円(同)。

 館内では、時計やかばんなどの革製品の修理なども受け付けているほか、誕生日を祝うサービスも。松原さんは「これからも長く愛される名古屋の仮住まいを構築、維持し続けたい。いずれは本宅も。準備委員会の理念や成り立ちに共感し、楽しんでいただける主に帰宅いただければ」と呼び掛ける。

 予約・利用には「主の手帳」への会員登録(事務手数料として3,000円)が必要。

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