白川公園(名古屋市中区栄2)で12月19日・20日、プロジェクションマッピングによるイベント「ブラザーグリーンクリスマス2015~Projection Mapping on Brother Earth~」が開催された。
今年で2回目となる同イベント。名古屋市科学館のギネス認定世界最大プラネタリウムドーム「Brother Earth(ブラザーアース)」の外壁に、大型プロジェクションマッピングで映像ショーを映し出した。同公園には2日間で昨年より約8,000人多い、約2万6,000人が来場した。
テーマは「砂漠化が進む地球をサンタが救う」。砂漠に住む少年の願いを知ったサンタくんが、グリーンサンタクロースや世界中の子どもたちの力を借りて地球を緑で覆うストーリー。色鮮やかで心温まる8分間の物語が、超高輝度プロジェクターを使用した高精細フルCG映像で投影された。
今年はAR技術を使った日本初となる新たな試みも行われた。専用サイトからアプリをダウンロードすることで、プロジェクションマッピング映像に向けてスマートフォンを構えると、AR技術による追加映像が映し出された。来場者は直径35メートルのドームに映るプロダクションマッピング映像とスマートフォン越しの映像を交互に見ながら、光のショーに歓声を上げた。
会場にはグリーンサンタクロースと記念撮影ができるコーナーを設置。来場者は一足早いクリスマス気分を楽しんだ。