久屋大通公園（錦3）テレビ塔周辺で6月18日、「100万人のキャンドルナイト」に合わせて「キャンドルナイト in NAGOYA 2006」が開催される。

　「100万人のキャンドルナイト」とは、夏至の日の6月21日の20時～22時の2時間、「電気を消してキャンドルを灯そう」と、2003年6月22日からはじまった全国的なイベント。「でんきを消してキャンドルを灯し、音楽を聴いたり、食事をしたり、色々なことに思いを馳せたり、とひとりひとりが思い思いの場所でゆったりとした時間をすごすことが参加すること」をコンセプトに掲げ、年々登録イベント数も増え、規模が拡大している。今年は6月17日～21日の6日間をイベント期間としている。

　また、同イベントと連携して環境省が「CO2削減 ライトダウンキャンペーン」を推進していることから、市関連施設20カ所で照明を消す事も可能になった。当日は、テレビ塔の下を流れる「さかえ川」に灯した約2,700本のキャンドルで回廊を作るほか、オープンカフェも設ける。19時30分からはジャズ演奏を行い、20時のテレビ塔消灯に向けてカウントダウンを行うという。

　テレビ塔周辺の広告看板などについては、実行委員会がイベント開催時間中の消灯を一軒ずつ協力要請して回り、194の企業から快い返事をもらったという。「昨年は平日の開催だったため、消灯に応じてくれる企業が少なかったが、今年は日曜日に開催するため、昨年よりも多くの看板や建物が消灯してもらえることになった」と実行委員会担当者は話す。実行委員長の石原さんは、「イベントに足を運んで、いつもと違う栄で、ゆったりと様々な事に思いを馳せてほしい」と話している。

100万人のキャンドルナイト