7月1日と2日の2日間、愛知芸術文化センター(東桜1、TEL052-791-5511)で映像アートの祭典「イメージフォーラムフェスティバル2006」が開催される。主催は、映像作品の配給・企画・上映などを手掛けるイメージフォーラム(東京都)ほか。
東京と大阪ではこれまで通算20回開催されてきた同フェスは、福岡、横浜など日本の主要都市を巡回しているもので名古屋は今回で3回目。
内容は、2004年から2006年までの間に日本人作家により制作された、映画・ビデオ・インスタレーションなどの秀作、話題作34作品と、全国から一般公募で集まった478作品の中からの受賞作品9作品、また、今回特集で組まれた「アニメーション:新世紀の力!」から11作品、海外の映画祭で上映された作品などで構成された、80分間前後のブロックを10回設けている。作品は1作品5分間程度の短編から80分間程度のものまで様々。
同フェスの見所や目的について担当者は、「作り方や視点がとても自由な作品が集まっており、ストーリー性のある劇映画の様ではなく、『普通はこう捉えられる、解釈しなければいけない』などと常識や固定概念にとらわれずに、観る側も自由に解釈し楽しめると思う。またこうした作品に触れて、映像の可能性はもっと広がるものであることに知ってほしい」と話している。
入場料は、当日1回券=1,000円、3回券=2,100円、フリーパス券=4,500円ほか。各回入替制。