現在、愛知県美術館(名古屋市東区東桜1)で開催されている「ゴッホとゴーギャン展」と愛知県内のネイルサロン23店舗がコラボし、店舗対抗型のネイルデザインコンテストを開いている。
デザインのテーマとなっているのは、3月20日まで開催中の同展覧会に展示されている、フィンセント・ファン・ゴッホ「ゴーギャンの椅子」「グラスに生けた花咲くアーモンドの小枝」、ポール・ゴーギャン「タヒチの3人」「肘掛け椅子のひまわり」。
投票サイトで2月17日、各店1点の全23点のネイルデザインが発表され投票が始まった。同館では、過去にもネイルサロンとのコラボ企画を実施。今回は3社が経営する23店が参加し、店舗対抗型で競う。
参加したネイリストたちは、絵画の色やタッチからイメージを膨らませ、現代のネイルデザインへと落とし込んだという。「さまざまなネイルデザインは見ているだけで楽しい。コンテストを見た方が、ネイルを楽しむように芸術鑑賞も楽しんでくれれば」と担当者。
投票によって決まる「優秀賞」に加え、展覧会関係者によって「美術館特別賞」が2点選ばれる予定。投票は2月27日正午まで行い、結果は3月3日に発表する。