催事企画や広告を手がけるマイルストーンズ（中区丸の内1、TEL 052-220-3085）は6月30日、自費出版本「EXPO Cafe の本Vol.1」を発売した。同書はA4判で、オールカラー120ページ。で、全3号の出版。

　内容は、パビリオンなどの紹介ではなく、同博覧会にガイドやボランティアとして参加した愛知県民を中心とした人々の関わりを記録したものが中心。出版のきっかけは「万博来場者、一般県民、博覧会関係者に、陰で頑張っていた人たちのことを伝えたいという思いから」だという。また、ノンフィクション作家の山根一眞さんや、タレント兼自然暮らしの会代表の清水國明さんなどのインタビューも掲載されている。

　同社担当者は、「万博はすでに終わったが、これから始めることは、その意志を継承し、種から花を咲かせていくことだと考えている」と話す。今後、Vol.2を9月15日に、Vol.3を11月30日に、それぞれ発売を予定しているが、次号からは同博覧会の参加者からの情報を募り、さらに市民参加の本になるという。価格は1,500円。同書ホームページで取り扱うほか、または、三省堂など一部の書店で取り扱う。

　記念イベントとして飲食店「かめい」（中区丸の内3）で写真や水彩画等の展示を行うほか、「日替わり店主」として、アートディレクターの水谷孝次さんや同展のアーティストなどが日替わりで自らの表現や活動のことについて話すイベントも行われる。27日まで。（21・24・26日は店主未定）。

EXPO Cafe