名古屋ボストン美術館(中区金山町1、TEL 052-684-0101) は現在、浴衣や着物などの和装で来場すると入場料が半額になる特別割引を実施している。
同企画はアメリカ同美術館所蔵、肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」に合わせて企画されたもの。同展は、葛飾北斎や喜多川歌麿をはじめとする江戸時代を代表する浮世絵師が描いた作品約80点を一堂に展示している。これらの作品は全て版画ではなく、世界で1点のみしか存在しない肉筆画で、ほとんどが日本初公開の作品。
担当者は、「展示作品の中にも着物を着た人物が多く登場している。花火大会や夏祭りが多く開催されるこの時期に、より多くの方に和装で来ていただければ」と話している。
割引後の入場料は一般=1,200円が600円に、シルバー、学生=900円が450円になる。同企画開催は8月6日まで。また、「江戸の誘惑」展に合わせて8月4日と5日、「日本の楽器に親しもう!」と題したコンサートとワークショップも開催、ひちりきや竜笛などの楽器を紹介する。参加無料。