名古屋グランパスと名古屋トヨペットが2月8日、名古屋市内の小学校にサッカーボールを寄贈。名古屋市役所で贈呈式が行われた。
サッカーボールの寄贈は、グランパスのクラブパートナーである同社主催の下、名古屋市と協力し、地域貢献活動として行っている取り組み。2010年より「キッズ応援プロジェクト」の名称で、地域へのサッカーの普及、健全な青少年育成や豊かで平和な社会の実現に寄与することを目指し、実施されている。
サッカーボールの数は、「1ゴール10球キャンペーン」として、グランパスの公式戦1得点につき10球。昨シーズンは過去最多となる85ゴールを記録したため、計850球が市内170の小学校へ寄贈されることとなった
この日は名古屋トヨペット・西田善之助専務、名古屋グランパス・小西工己社長らが名古屋市役所を訪問。河村たかし名古屋市長に、西田専務が目録を、小西社長がサッカーボールを手渡した。名古屋市から同社に感謝状が贈られた。
河村市長は小西社長から受け取ったボールでヘディングを披露。「グランパスからは前へ向かうムードを感じている。今シーズンは期待している」とエールを送り、「名古屋市を、子どもたちが好きなことを学べて、スポーツ選手、アーティストなど、自由に目指せる街にしていきたい。そのための改革には力を入れていく」と語った。
2018シーズンの名古屋グランパスは、2月24日のガンバ大阪戦(パナソニックスタジアム吹田)で開幕を迎える。ホーム開幕戦は3月3日のジュビロ磐田戦(豊田スタジアム)。