日本酒の提供方法の研究を中心に、酒類の総合研究を行なう団体「日本酒サービス研究会・酒匠研究連合会」(東京都)は9月14日、アパホテル名古屋錦(中区錦3)で「日本の地酒と料理の祭典2006 In名古屋~地酒と料理の夕べ~」を開催する。
イベントは、札幌、東京、大阪、福岡など全国8会場でも行なわれており、名古屋会場では、地元中部地方をはじめ、全国の蔵元から提供された地酒・銘酒100種類以上を飲み比べできるもの。参加蔵元は、「後藤酒造場(青雲・三重県)」、「蒲酒造場(白真弓・岐阜県)」、「神杉酒造(神杉・愛知)」など。そのほか、日本酒に合う料理を立食ビュッフェ形式で提供。
広報担当者は、「普通にお店に飲みに行くような気持ちで参加してもらい、この機会を利用して100点を超える多くの種類の日本酒に触れてほしい」と話す。10月20日にホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)で開催される「第2回世界利き酒師コンクール」のブロック予選も同時に開催。
また、同団体は利き酒師、焼酎アドバイザーなどの育成を目的とした資格認定講習会なども実施している。主婦の受講者層も増えており、女性の日本酒へのお酒への興味が年々高くなっているという。「若い人や女性、日本酒ビギナーの方にもぜひ参加してもらい日本酒の魅力を知ってほしい。メーンターゲットである35歳~熟年層の男性には、日本酒の知識をさらに深めてもらいたい」と話す。
開催時間は19時~21時で、参加費は前売り=3,800円、当日=5,000円。問い合わせは「日本の地酒と料理の祭典2006 In名古屋」実行委員会」(TEL 0120-31-2194)まで。