大須で来年2月開催予定の「大須にじいろ映画祭2019」が現在、コンペティション作品を公募している。
同映画祭は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)、性的少数者(セクシャルマイノリティー)をテーマに、多様な性の在り方をさまざまな映像表現で人々に伝える特集上映企画。イベント名の「にじいろ」は、性の在り方の多様性を象徴するものとして世界中で使われる「レインボーフラッグ」から付けられた。2015年に第1回を開催し、大須の「シアターカフェ」(名古屋市中区大須2)などを会場に国内外の作品上映やトークショー、展示などを続けている。
同映画祭実行委員会は現在、上映する短編作品を公募している。LGBTをテーマとした60分以内の映像作品で、実写、アニメーション、ドキュメンタリーなどジャンルは自由。同映画祭スタッフによりセレクトされた作品は、期間中に上映して、グランプリを決定。グランプリに選出された作品には賞金3万円を贈呈する。「大須にじいろ映画祭2018」同コンペティションでは、田中麻子監督の「マイ・シェアメイト」がグランプリに選ばれた。
作品提出の締め切りは11月1日。問い合わせ先は、大須にじいろ映画祭実行委員会(TEL 090-1237-2705)まで。