熱田神宮(名古屋市熱田区神宮1)で7月24日、映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」の大ヒット祈願が行われ、出演の小栗旬さん、菅田将暉さんが映画の成功を祈願した。
同映画は空知英秋さんが「週刊少年ジャンプ」に連載中の同名漫画が原作。時代劇とSFが合体したような不思議な幕末を舞台に繰り広げられる痛快なギャグ、アクションが人気となり、累計発行部数は5,500万部を突破し、テレビアニメ化もされるヒット作となった。昨年公開された実写映画第1弾は、最終興行収入が38.4億円となり、2017年の実写邦画1位を記録した。
実写映画第2弾は、再び福田雄一監督がメガホンを取り、「真選組動乱篇」「将軍接待篇」が合体したストーリーを描く。坂田銀時(小栗さん)、志村新八(菅田さん)、神楽(橋本環奈さん)ら万事屋3人や真選組の近藤勲(中村勘九郎さん)、土方十四郎(柳楽優弥さん)、沖田総悟(吉沢亮さん)ら前作キャストに加え、新たに三浦春馬さん、窪田正孝さん、堤真一さん、勝地涼さん、夏菜さんらが出演する。
この日は38度を超える暑さとなったが、2人は神妙な面持ちで参拝し、映画の大ヒットを祈願した。祈願を終えた小栗さんは「2年前にも『信長協奏曲』でお参りをさせてもらった。その映画が大ヒットしたので、ご利益があると思っている」と期待を寄せた。菅田さんは「熱田神宮は初めてだが、とても気持ち良かった。映画の大ヒット祈願のために来たが、自分自身の憑物(つきもの)も落ちたような気持ち良さがある」とすっきりした表情を見せた。
2人はおみくじにも挑戦し、同じ番号の「半吉」を引くという珍しい結果に。菅田さんは「神様のお導きだといいね」と笑顔。絵馬を手にした2人は「皆がすこやかでありますように」(小栗さん)、「銀魂大ヒット!」(菅田さん)と書いて奉納。「大ヒットしたら誰かに叶えてもらいたい願いは」と聞かれた小栗さんは「全員がボーナスをもらえれば有難い」と話した。
最後に2人は「期待を裏切らないパート2になっている。パート1を見て楽しみにしている方も、これから見てみようかなと思っている方も、この夏はとても暑いので涼しい映画館で見てもらえたら」(小栗さん)、「原作が好きな方も、知らない方も、笑って泣けるエンターテインメント、『スーパー出し物』に仕上がっている。文化祭に遊びに行くような気持ちで見にきてほしい」(菅田さん)と多くの来場を呼び掛けた。
8月17日からミッドランドスクエアシネマほかで全国ロードショー。