リユースデパートを展開するコメ兵(本社=名古屋市中区大須3)が10月28日~11月11日、コメダ珈琲本店(瑞穂区)とタッグを組み買い取り企画を行う。
今月24日に古物営業法が一部改正されたことを機に実施する。C to Cがベースの「いつでもどこでも売買できる」インターネットを介したフリマアプリと違い、同社をはじめとしたリユース事業者はこれまで、店舗(営業所)または取引相手の自宅などの場所でしか買い取りが認められていなかった。今回「営業制度の見直し」があり、仮設店舗を出店することが可能になった。
同社広報担当者の長谷川奈々さんによると「店舗で買い取り利用のお客さまをお待ちしているだけでなく、出向けるようになった。百貨店や映画館、マンションの共用部などいろいろな場所での出店が想定される。生活動線に対面で買い取りできる機会を設けることでより気軽に利用してもらえるようになるのでは」と想定する。
期間中、コメダ珈琲本店の駐車場にコメ兵のロゴを配した「買い取りキャラバンカー」が登場。車中には同社の買い取り担当者(2人程度の専門家)が常駐し対面査定を行う。買い取り対象は、宝石・時計・バッグ・財布。成立した場合はその場で買取金を支払う。
「同じ名古屋の企業でもあり、名古屋の人にとって日常使いされることが多いコメダ珈琲さんに声掛けした。喫茶店を利用するついでくらいの身近で気軽な気持ちで、査定に出してみようと思ってくだされば。宝石やブランドバッグなど高額なものはネットでの出品は気が進まない人も多いと思う。査定士がいるこのイベントを体験していただきたい」と参加を呼びかける。
期間中の査定利用客にはコメダ珈琲のドリンク(コーヒーなど)1杯と引き換えられるチケットを進呈する(買い取り不成立でも可、当日~11月末まで利用可)。成立特典として買取金額(1万円~)に応じてコメダ珈琲プリペードカードを進呈する。
開催時間は9時~16時。