名古屋グランパスが2月15日、熱田神宮(名古屋市熱田区神宮1)で必勝祈願を行った。
昨年はJ1リーグ15位となり最終節で残留を決めたグランパス。2月23日のリーグ開幕に先立ち、小西工己社長、風間八宏監督、選手、スタッフ、グランパスくんら約70人が熱田神宮を訪れ、勝運を祈念して参拝した。
この日は寒いながらも晴天となり、選手たちは神妙な面持ちで参拝し、チームの必勝を祈願した。祈願を終えた風間監督は「身が引き締まる思い。選手が無事に1年間、けが無くグラウンドで躍動する姿を思い浮かべながら参拝した。新シーズンに向け、ここまで準備は順調に進んでいる。最終的にはアジアに出たいという目標がある。そこを目指して1戦1戦、自分たちのできる最大限のことをして、丁寧に大事に戦っていきたい」と話す。
今シーズンのキャプテンに就任した丸山祐市選手は「いよいよ始まるという思い。新しい選手も入り、監督の目指しているサッカーを短期間で理解しなければいけなかったが、タイ、沖縄と充実したキャンプができた。タイトルを取れるメンバーが揃っているので、取れるものは全部取っていきたい」と意気込む。
2019シーズンの名古屋グランパスは、2月23日のサガン鳥栖戦(駅前不動産スタジアム)で開幕を迎える。ホーム開幕戦は3月2日のセレッソ大阪戦(パロマ瑞穂スタジアム)。同試合ではグランパスの「クラブスペシャルフェロー」に就任した楢崎正剛さんの引退セレモニーを実施する。