あいち男女共同参画財団は9月6日より、ウィルあいち(東区上竪杉町、TEL 052-962-2511)をメーン会場とする国際映画祭「あいち国際女性映画祭2006」を開催する。同祭は、1996年から毎年開催されている中部地区唯一の国際映画祭で、今年で11回目を数える。
同祭は、女性の生き方などを描いた女性監督の作品等を中心に、男女共同参画の視点から様々な作品を上映することで、映像文化を通じて女性の社会進出の支援と国際交流を図るのが狙い。
2000年からは愛知県内の市町村でも同時に開催しており、半田市、犬山市、小牧市、豊明市、北名古屋市でも上映会が開かれる。今年からは観客の声がそのまま映画の評価として反映される「観客賞」も新たに設けた。世界で活躍する女性監督を招待し、トークやシンポジウムを開催し、参加者との交流の場も設ける。
今年は、海外作品13本、国内作品5本、日本映画名作4本の計22本を上映。海外作品13本のうち日本初公開=5本、愛知初公開=6本で、国内作品は日本初公開=1本、愛知初公開=6本。
担当者は「11年目となる今回は、観客賞なども創設され映画祭として新たな一歩を踏み出す。女性だけでなく男性にも多く来場してもらえれば」と話している。