おにぎりやご飯のお供などを特集したコメの祭典「マツコメフェスタ ~すべてのコメ好きに贈る~」が11月13日、松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)本館7階 大催事場で始まった。初開催。
定番から変わり種まで。梅干しがズラリと並ぶ「立ち喰い梅干し屋 BambooCut」
同イベント担当者によると「コメの消費量が減っている昨今。もう一度コメの魅力を再確認してもらうほか、米粉を使ったパンや野菜すしなど、新しい魅力を知ってもらいたい」という思いで企画した。
形を整える程度の握力で握るふわふわな食感が特徴のおにぎりをその場でにぎり提供する「出張 ほぐれおにぎりスタンド ごはんとおとも」(13日・14日)が出店。契約農家の一つで富山の農家が作るブランド米「ミルキークイーン」と、シイタケや昆布で香りを付けた塩を使い作ったおにぎりを用意。握りたてを20秒以内に食べることを推奨する。塩むすび「極め白」のほか、「鮭と明太子の煎(い)り」「大葉のにんにく醤油(しょうゆ)」「鶏ひき肉生姜味噌(しょうがみそ)」などの具材を用意し、具材のミックスもできる。1個(330円、2個(550円)で、テイクアウト不可。1人2個まで。いずれもなくなり次第終了。
八丁みそのみそ汁を味わえる「8830みそ汁スタンド」は、コーヒーをドリップするようにドリッパーを使いお湯をくぐらせた作っただし汁でみそを溶いて作る「八丁味噌のミソスープ」(1杯350円)を販売。「まるや」と「カクキュー」の2種類のみそと、「かつおだし」「こんぶ野菜だし」の2種類のだしから選ぶことができる。
「立ち喰い梅干し屋 BambooCut」は?300種類の中から選んだ15種類の梅干しを提供する。昔ながらのすっぱい梅干しのほか、ハチミツ梅、キムチ梅、みかん梅、オリーブオイル漬けなどを用意し、梅干し1粒と、3種類の煎茶と1種類のほうじ茶から選べるお茶(1杯)をセットで販売。価格は1セット(420円)。
野菜ソムリエの資格を持つすし職人が握る「黒澤野菜寿司」(8貫、1,296円)や、米粉パン、玄米だけで作った団子など、米飼料で育った鶏卵を使ったプリン、美濃焼の飯茶碗(各種550円~)などの販売も。
17日には、東京で一番古いというおにぎり専門店「おにぎり浅草宿六」の三代目・三浦洋介さんからおにぎりの握り方を学べる体験イベントを実施。参加者のうち数人が握り体験をでき、試食もできる。開催は10時30分~、13時~、15時30分~の3回で、各回30人限定。参加には、16日までに会場内で1,500円(レシート合算可、レシート持参)以上の購入した人を対象に、17日当日の9時15分~9時45分に同店本館1階北入口前で配布される整理券が必要。先着90人。そのほか八丁みそで作る鉄火みその作り方レクチャー(16日、14時30分~15時30分)などを開催する。
開催時間は10時~19時30分(最終日は18時まで)。今月18日まで。