中日ドラゴンズのリーグ優勝を決定する試合を観戦するため約千人のドラゴンズファンが10日、屋外ビジョンが設置してある大須の「ふれあい広場」に集まった。
名古屋市中区大須の大須商店街の中にある同広場にはドラゴンズのユニフォームを着た若者からスーツを着たサラリーマン、大須周辺に住む年配者など幅広い年齢層が集まり、球場さながらの応援を繰り広げた。
3-3の延長12回には計6点を勝ち越し、迎えた12回裏には約千本の缶ビールが振る舞われ試合終了までビールを振って優勝決定の瞬間を待っていた。
11回から登板した岩瀬が最後のバッターを打ち取ると、大きな歓声とともにビールの掛け合いが始まり「中日ドラゴンズ 優勝おめでとう」と書かれた垂れ幕が掲げられ、選手と落合監督にエールを送っていた。
球団創設70周年の節目を迎えていた中日ドラゴンズはこの日、2年ぶり7度目のリーグ優勝を決めた。