名古屋まつり協進会(中区三の丸3、名古屋市財政局内)は10月14日・15日、毎年秋に行われる恒例のまつり「名古屋まつり」を開催する。
「名古屋まつり」は昭和30年から始まる名古屋最大の祭りで、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3英傑が700人を従えて行進する郷土英傑行列のほか、市指定文化財等「山車」揃、市文化財「神楽」揃、フラワーカーなども登場することで知られる。
「郷土英傑行列」に登場する3英傑役は、市民参加の祭りとしてより親しまれる行事にするため、1973年から毎年名古屋市民から募集している。また今年は、NHK大河ドラマ「功名が辻」に合わせ、愛知県出身の武将、山内一豊とその妻千代役を、高知県在住・在勤者から特別に募集した。
そのほか、14日は名古屋出身タレントの加藤晴彦さんが名古屋駅前から矢場町までをフラワーカーでパレードするほか、15日は矢野きよ実さんが市役所前から矢場町までをパレードする。
「名古屋まつり」の開催に合わせて名古屋城、徳川園、ランの館、名古屋市美術館、東山動植物園などの施設が無料開放される。