体験型防災イベント「Blossa(ブロッサ)防災サバイバル体験」が10月8日・9日、「アーバンネット名古屋ビル」(名古屋市東区東桜1)とビル内の商業施設「Blossa」で開催される。
主催は「NTT 都市開発」。栄エリア周辺を対象としたエリアマネジメントの一環で、防災の知識を身に付け、体験して地域の防災意識・関心を高めてもらうことを目的に開く。同ビル内で働く人や近隣住民の参加を想定する。
8日に行う「防災サバイバルワークショップ」の「危機感アップデート編」(15時~16時)は、国際災害レスキューナースを講師に迎え、実際に見てきた被災地や避難場所の様子を聞くことができるほか、物資を節約して使うためのテクニックを、水を使った体験から学べる。「備え力アップデート編」(17時~18時)は、段ボールベッドなど防災備品を使ってみる体験ができる。受け付けは各回開始時間の15分前から。
8日は、アーバンネット名古屋ビルのエレベーター1台を利用して「緊急停止エレベーター体験」(15時~18時)も実施。所要時間は15分。事前申し込み制で、当日11時までPeatixの同イベントページで受け付ける。
9日(14時~16時30分)は、「あいち防災リーダー会」のレクチャーを受けながら会場付近くを歩き、危険なポイントや避難場所を確認できる「防災まち歩きツアー」を行う。防災士から基礎知識やまちの防災ポイントを学び、まちを歩いて見えてくるポイントや意見を、地域独自の防災マップに落とし込む内容。事前申し込み制で、当日12時まで受け付ける。
同イベント担当者は「災害への備蓄や避難所生活での工夫点に関するワークショップ、エレベーター内での閉じ込められた際の脱出方法などを体験してもらうことで、参加者一人一人や、エリアとしての防災意識の向上につながることを期待する」と話す。