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グランパス、ランゲラック選手のハンドモニュメント 栄のパブに常設展示

グランパスのゴールキーパー、ランゲラック選手のハンドモニュメントが「HUB GRAMPUS PUB MIRAI TOWER店」に常設展示。4月1日に行われた寄贈セレモニー

グランパスのゴールキーパー、ランゲラック選手のハンドモニュメントが「HUB GRAMPUS PUB MIRAI TOWER店」に常設展示。4月1日に行われた寄贈セレモニー

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 名古屋グランパスのゴールキーパー、ランゲラック選手の手をかたどったハンドモニュメントが4月1日から、「HUB GRAMPUS PUB(ハブ・グランパス・パブ)MIRAI TOWER店」(名古屋市中区錦3)に展示されている。

ランゲラック選手のハンドモニュメント

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 同店は、英国風パブ「HUB」とグランパスがコラボし、2020年に「中部電力MIRAI TOWER」(当時、名古屋テレビ塔)1階にオープン。店内に歴代トロフィーなどの展示ブースを設営し、グランパスコラボメニューなどを販売。グランパスの全試合を店内で放送し、従業員はクラブユニホーム着用で来店者と共に応援している。

 モニュメントは、2021年のJリーグで、シーズン21試合クリーンシートの新記録を達成し、ベストイレブンに選出されたランゲラック選手の活躍を記念し、グランパスのパートナー企業、中村製作所が制作。「街中に、地域の人が喜んでもらえるグランパスとのタッチポイントをつくりたい」との思いから、完成したモニュメントを寄贈。同店への常設展示が決まった。

 デザインは、ランゲラック選手の左手の形を原寸大で再現したもの。同製作所の3Dスキャン技術を生かして手型のデータを3D図面データに変換。航空宇宙で使用される超超ジュラルミンを素材に使用し、塊から5軸工作機で削り出して手型と台座を製作した。

 ランゲラック選手は「驚くほど精巧につくられた私の左手の原寸大のモニュメント。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、多くの方に見にきてもらいたい。グランパスファミリーやホームタウンの方々の交流が生まれることを願っている」とコメントを寄せた。

 1日には、同店で寄贈セレモニーを開催。ハンドモニュメントが店内に設置された。中村製作所の山添卓也社長は、「会社の強みである『削る技術』を生かし、何かグランパスファミリーの皆さんに楽しんでもらえる機会を作れないかと考え、超超ジュラルミンのハンドモニュメントを制作した。今後、コロナ禍が収束していく中で、多くのファミリーやファンが集まり、にぎわう場所になることを願っている」と語った。

 寄贈を受けた加藤次朗ストアマネージャーは「すてきなモニュメントを寄贈してもらい、今以上にグランパスファミリーに、タッチポイントとして楽しんでもらえると思う。これからもファミリーの皆さんに愛される店になれるよう努め、一緒にグランパスを応援していきたい」と話した。

 セレモニーに出席した名古屋グランパスの小西工己社長は「ランゲラック選手は昨年、素晴らしい新記録を達成し、ベストイレブンにも選ばれた。その記録が記されたモニュメントを作ってもらい、本当にうれしく思う。今はパロマ瑞穂スタジアムが改修中で、名古屋でグランパスを応援している人には、栄のこの店が大切な場所になっている。コロナ禍が落ち着いたら、ここに集まってビールを飲んで、楽しく試合を応援してほしい。その時には、この存在感のあるモニュメントを、皆さんに喜んでもらえるはず」と笑顔を見せた。

 同店では、感染対策を徹底しながら、来店者がモニュメントに触れることもできるように展示する。

 営業時間は12時~23時。

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