「TBSドキュメンタリー映画祭2022」が4月15日から、伏見ミリオン座(名古屋市中区錦2)で開催される。
TBSが劇場用に制作したドキュメンタリー作品を映画館で上映する同映画祭。「もっと深く、じっくり時間をかけて、ニュースのさらに奥にある真実を伝えたい」との思いから、TBSは2021年11月にドキュメンタリー作品を展開する新ブランド「TBS DOCS」を設立。歴史的な事件や今起きている出来事、市井の人々の日常を追い続け、テレビの放送時間では伝え切れなかった「ニュースの続き」を、ドキュメンタリー映画として作品化している。
今回は「ライブで歓声が聞こえる日 コロナ禍に抗(あらが)う音楽業界」「戦争の狂気 中東特派員が見たガザ紛争の現実」「ももいろクローバーZ~アイドルの向こう側~」など、11本を上映する。
伏見ミリオン座では、CBC(中区新栄1)が制作した2作品を併せて上映。「劇場版 恥ずかしながら」(大園康志監督)は、1972年にグアム島のジャングルで28年間の潜伏生活中に発見され、帰国後に名古屋で暮らした元日本兵・故横井庄一さんの軌跡を取材。「劇場版 家族記念日~写真家・浅田政志の世界」(下野賢志監督)は、家族と共にさまざまなコスプレ写真を撮る三重県在住の写真家・浅田政志さんに密着した作品。15日は初日舞台あいさつを開催。大園監督、下野監督が登壇する。
4月21日まで。