名古屋のスイーツ「ぴよりん」のアイテムで飾った客室「ぴよりんルーム」の販売が4月12日15時、「変なホテルエクスプレス名古屋 伏見駅前」(名古屋市中区錦1)で始まった。
宿泊者に進呈するオリジナルデザインのコースター、キーホルダー、「ぴよりん」
同ホテルは昨年12月22日に地下鉄伏見駅近くにオープン。最短10秒でチェックインできる新システムを特徴とする「変なホテルエクスプレス」の1号店。
「ぴよりん」は、名古屋コーチン卵を使ったプリンをババロアで包み、粉末状のスポンジをまとわせ、チョコレートでできた目や羽根、くちばしを付けてヒヨコに見立てたスイーツで、名古屋駅構内の店舗で販売している。
「ぴよりんルーム」には、「ぴよりん」のぬいぐるみやグラス、同企画のためにオリジナルで作ったという「ぴよりん」柄のカーテンや壁紙、ベッドスローを設置する。宿泊者にはオリジナルのキーホルダーと、両面に「ぴよりん」がデザインされたコースターを宿泊人数分進呈する。そのほか、名古屋駅構内の「ぴよりんshop」で引き換えできる「ぴよりん」(2個)が付く。引き換えはチェックイン日またはチェックアウト日など指定日時の中から予約できる。
同ホテル支配人の宮崎達也さんは「ホテル滞在も旅行の楽しみの一つ。ぴよりんに囲まれた部屋でぴよりんを食べたり、写真撮影を楽しんだりしてもらえれば。購入に並ぶことも多い名古屋の人気のスイーツを、予約で並ばずに受け取れる」と話す。
部屋はツインタイプで広さは25.7平方メートル。未就学児までの添い寝が可能で、家族利用も想定する。宿泊提供は今月17日から。
「『ぴよりん』をまだ知らない関東や関西などの人にも知ってもらうきっかけになれば。『変なホテル』は変化や進化するホテル。今後の展開として、地元企業とのコラボルームを作り、『せっかく変なホテルに泊まるなら、この部屋に泊まってみよう』と楽しみの幅を広げつつ、地元のいいものを伝えられれば」と宮崎さん。
料金は(税・サービ料込み)は、1部屋=素泊まり1万9,500円~、朝食付き2万2,100円~。