「楽しみながら猫助け」をテーマにしたイベント「ネコ市ネコ座」が8月5日・6日、吹上ホール(名古屋市千種区吹上2)第1ファッション展示場で開催される。
主催は、保護猫カフェや保護猫シェルターの運営、保護猫イベント開催などの事業を展開する「ネコリパブリック」(東京都台東区)。同社では2014(平成26)年からこれまで、東京、埼玉、岐阜、三重、京都、兵庫などで「ネコ市ネコ座」を開いてきた。名古屋開催は4年ぶり2回目となる。
ネコリパブリック社長でイベント実行委員長の河瀬麻花さんは「保護猫に関わる知識を知ってもらう場であり、イベント収益で保護猫活動を推進するために開いている。猫好きな人が、猫のために集まり、楽しむことで猫助けができる。そんな『ハッピーネコサイクル』を体験し、実現できる場を目指している」と話す。
会場には、猫商店街「ネコ市」として、猫専門作家や雑貨店、メーカーが80以上出店。猫モチーフの小物、アクセサリー、菓子、ペット用品などを販売する。子猫・保護猫の譲渡会、「にゃ的」「わにゃげ」などの猫縁日、ガラガラ抽選会ブース設置も行う。
「ネコ座」ステージでは、2匹の元保護猫と暮らしているというモデル・俳優の敦士さん、緊急時に猫を守るための手帳「ねこヘルプ手帳」考案者でイラストレーターのオキエイコさん、名古屋で保護猫活動を推進するNPO「ファミーユ」代表理事の熊崎純子さんがトークショーに出演する。猫と人の共通感染症に関するセミナーや「猫ヨガ」、猫アーティスト「むぎ(猫)」の音楽ライブ、全国のご当地猫キャラとの撮影会を行うほか、河瀬さんによる「保護猫セミナー 猫塾」も開く。
開催時間は、5日=11時~17時、6日=11時~16時。入場チケットは、前売り=1,200円、当日=1,650円、未就学児無料。