シューティングゲーム「スペースインベーダー」とコラボした装飾が現在、栄の地下街「セントラルパーク」(名古屋市中区錦3)の中央通り「セントラルアイ」で展開されている。
セントラルアイの壁面30メートル分にサンタ帽をかぶった大きなインベーダーや、細かいインベーダーで作られたツリーやリース、ギフトボックス、靴下などクリスマスモチーフを表現した絵柄を貼り出し、フォトスポットとして楽しめるようにしている。床面は、四角のタイルの形を生かして表現する4.4メートルの巨大インベーダーや、カラフルなミニインベーダーで演出する。
コラボのきっかけについて、セントラルパーク営業部の干場菜奈子さんは「当地下街の開業とスペースインベーダーが発売されて共に45周年ということに加え、インベーダーゲームの元祖裏技『名古屋撃ち』から、当地下街と縁があると感じ企画した」と説明する。当時、ゲームに熱中していたであろう60~70代と、「エモイ」「レトロ」ブームをけん引する10~20代をメインターゲットに据える。
12月15日~17日の3日間限定で、「スペースインベーダー」ゲーム機3台を設置しイベントを開催する。15日11時~12時はゲーム界のレジェンド「高橋名人」が来場し、同ゲームをプレー。その様子をインスタライブと会場に設置するモニターに投影する。同日12時~13時は「名古屋撃ち名人 スペシャルマッチ」を開催。45人の参加者が制限時間内に戦った点数で競う。参加は11時から先着順に受け付ける。3日間の11時~19時(15日は13時~)には初心者も歓迎の「センパオリジナル チャンピオンシップ」を開く。期間中、上位のスコアを常に更新し、イベント全日程終了後に同地下街のSNSなどで結果発表する。いずれも参加無料。
干場さんは「ブーム真っ盛りで楽しんでいた世代には、当時の感覚を思い出し本気で高得点を目指してプレーしてほしい。若い世代にはプレー体験はもちろん、壁面のフォトスポットでクリスマスらしい写真撮影を楽しんでもらえれば。レトロブームをけん引するZ世代と、インベーダーがヒットした時代を生きたX世代やミレニアル世代が、それぞれで新しさと懐かしさを見つけ交流してもらえれば」と来場を呼びかける。
装飾は今月25日まで。