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名古屋のタクシー会社で「♯つばフェス」 マルシェや献血、「タクシー体験」

「♯つばフェス2024」実行委員長のつばめ自動車社員で「献血番長」の角田憲治さん

「♯つばフェス2024」実行委員長のつばめ自動車社員で「献血番長」の角田憲治さん

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 マルシェや献血会、「タクシー体験」などを展開する「♯つばフェス」が3月24日、名古屋のタクシー会社「つばめ自動車」本社営業所と研修センター(名古屋市中区栄1)で開催される。

「♯つばフェス」で販売するつばめデザインのトートバッグ、Tシャツ、シール

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 昨年、同社の社員教育部門「プレイングマネージャー」主催で始まった同イベント。プレイングマネージャーの一人で「献血番長」の角田憲治さんがコロナ禍に「地元に根ざした仕事をする自分たちが何か社会貢献できることを」と立ち上げた「つばめの献血会」を応援しようと、プレイングマネージャーSNS仲間の企業などの有志が出店するマルェなどを加え、同フェスが開催された。

 今年は実行委員会を立ち上げ、同社の創立記念日に開催する。

 同献血会は11回目。献血会参加者に「つばめタクシーのチョロQ」を進呈する。初めて献血をする人を「ハツケンさん」として扱い、マルシェ出店者からの特典やスタッフからリスペクトの言葉をかけるという。当日は、角田さんが300回目の献血をする予定。「献血を続けられたのは健康の証し。それが誰かの役に立てれば」と角田さん。

 マルシェは、雑貨や木工品、クッキーなど「愛知セルプセンター」の障がい者作品・製品の販売会と、同社SNS仲間が出店し菓子や雑貨の販売やミニエステなどを展開する。「つばめのロゴを使って、このフェス用にオリジナルアイテムで使ってくれるところもあり、そこまでやってくれるのかと驚いた」(同)。

 自動ドアの開閉操作や車いすのスロープ乗車などの「タクシー体験」は、前回人気だったことを受け体験車両を増やすという。「社員が家族を連れて『つばフェス』に来て、子どもに自分の仕事を体験してもらうような、ほほ笑ましいシーンもあった」(同)。そのほか、非常時の「ファーストエイド体験」や、音楽ライブなどを行う。

 つばめデザインのトートバッグ(1,000円)、Tシャツ(2,000円)、シール(3種類の車体デザイン、500円)などを販売。原価を差し引いたグッズの売り上げは日本赤十字社を通じて能登半島地震義援金にする。募金箱も設置する。

 角田さんは「献血会だけだと堅苦しいイメージかもしれないが、マルシェをのぞいたり、ライブやタクシー体験をしにきたり、気軽に遊びにきてほしい。イベントを通じてつばめタクシーの雰囲気を知ってもらえれば」と笑顔を見せる。

 開催時間は9時30分~17時。

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