洋楽ロックの歴史についてのトークセッション「公会堂ROCK夜話 featuring 立川直樹」が5月22日、岡谷鋼機名古屋公会堂(名古屋市公会堂、名古屋市昭和区鶴舞1)4階の第7集会室で開催される。
数々の洋楽アーティストがライブを行った岡谷鋼機名古屋公会堂(名古屋市公会堂)の大ホール
イベントの企画・主催は同施設。同施設の若林真樹さんによると、1970年代から80年代にかけては「洋楽の聖地」や「ロックの殿堂」と呼ばれるほど数々の洋楽アーティストが同施設でライブを行っていたという。若林さんは「文化財としての公会堂も大切だが、その歴史の中には『洋楽ロックにじかに出合える場所でもあった公会堂』という側面も含まれていることを改めて紹介したいと思い企画した」と話す。
70年代初頭からメディアの交流をテーマに音楽や映画、美術など多様なジャンルで活動するプロデューサーでディレクターの立川直樹さん、ビートルズファンのCBC(中部日本放送)アナウンサーの重盛啓之さん、CDやレコードを販売する「ディスクユニオン」のレコードバイヤーの深瀬寿一さんが登壇する。「3人の世代や音楽との関わり方の違いによって、アーティストや楽曲だけでなく、その時代の見え方に新たな発見があるかもしれない」と若林さん。
「リアルタイムで公会堂でのライブを体験した人はもちろん、その時代の空気に関心のあるロックファンの若い人にも来てほしい」と参加を呼びかける。
開演時間は19時。定員は100人。参加には、同施設で配布する整理券の持参またはウェブサイトで申し込みが必要。定員に達し次第、受け付けを終了する。参加無料。