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大須観音で劇団四季ミュージカル「バケモノの子」名古屋公演成功祈願

大須観音で名古屋公演の成功を祈願した「蓮/九太」役の大鹿礼生さん(左)、「一郎彦」役の菊池俊さん(右)

大須観音で名古屋公演の成功を祈願した「蓮/九太」役の大鹿礼生さん(左)、「一郎彦」役の菊池俊さん(右)

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 9月11日に開幕する劇団四季ミュージカル「バケモノの子」名古屋公演の成功祈願が6月11日、大須観音(名古屋市中区大須2)で行われた。

名古屋公演の成功を祈願するミュージカル「バケモノの子」の「蓮/九太」役の大鹿礼生さん

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 細田守監督のアニメーション映画「バケモノの子」が原作の同公演。名古屋公演は「名古屋四季劇場」(中村区)で行われる。

 物語の舞台はバケモノの世界「渋天街(じゅうてんがい)」と東京・渋谷。両親の離婚で父親と別れ、母親とも死別し、孤独に生きていた9歳の少年「蓮」が、弟子を探していた最強のバケモノ「熊徹」に出会い渋天街に迷い込む。蓮は独りで生きるための強さを求めて熊徹の弟子になることを決意。「九太」と名付けられた。熊徹と九太の相互成長と、本物の親子のような絆、自身のアイデンティティーを模索し葛藤する九太の姿を描く。

 この日は、劇中の舞台衣装を身に付けた「蓮」「九太」役の大鹿礼生(らいき)さんと、強さ・品格ともに一流のバケモノ「猪王山」の長男「一郎彦」役の菊池俊さんが大須観音を参拝し、舞台の成功を祈願した。

 大鹿さんは「東京、大阪公演に続き、名古屋でできることをうれしく思う。参拝を終え、身が引き締まる思い」、菊池さんは「大須は性別・年齢・国籍を問わず、さまざまな文化を受け入れる『ごった煮のまち』と聞いた。『渋天街』で人間の子どもの『蓮』を受け入れて育てる部分が似ていると感じた。今日もらったパワーで真摯に稽古に取り組んでいきたい」と話す。

 観覧料は、S席=平日夜1万2,000円、平日昼・土曜夜1万3,000円、土曜・日曜・祝日昼1万4,000円など。チケットの一般販売は6月16日10時から(9月11日~12日29日公演分)。

 上演は2025年2月9日まで。

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