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文化の祭典「やっとかめ文化祭DOORS」今年も開催へ 7月にプレ企画も

「やっとかめ文化祭 DOORS」プレイベント「名古屋甚句は相撲甚句から生まれた!」を7月9日に開催(写真提供=やっとかめ文化祭実行委員会)

「やっとかめ文化祭 DOORS」プレイベント「名古屋甚句は相撲甚句から生まれた!」を7月9日に開催(写真提供=やっとかめ文化祭実行委員会)

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 名古屋文化の祭典「やっとかめ文化祭 DOORS」が10月26日に開幕する。

プレイベントの会場がある中日新聞社北館の外観

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 旧称の「やっとかめ文化祭」から数えて12回目の開催。会期は10月26日~11月17日で、約70のプログラムを名古屋市内各所で展開する。企画を担当する名古屋市観光文化交流局の木口雪絵さんは「昨年、新たな一歩を踏み出す様をイメージして『DOORS』を名称に加え、さまざまな切り口から名古屋の文化に触れられるプログラムを企画した。新規の参加者も多く、大きな手応えを感じた」と振り返る。

 今年は「会期が始まるまでの期間にも、プレイベントを計画している」と木口さん。7月9日には、「名古屋甚句は相撲甚句から生まれた!」を中日新聞社北館(中区)4階ホールで開催する。日本相撲協会の浦風親方、華房流家元の華房小真さんが相撲甚句と名古屋甚句の関係性についてトークセッションし、「名妓連組合」の芸妓(げいぎ)・桃太郎さんが組合に伝わる「相撲芸」を披露する。開催時間は18時30分~20時。料金は3,000円で、つまみと土産品が付く。参加にはウェブの専用フォームで事前申し込みが必要。

 ディレクターの近藤マリコさんによると、このイベントは2019年に開催した「相撲甚句から生まれた名古屋甚句を紐解(ひもと)く」のリバイバルで、「多くの参加者から『ぜひもう一度』と要望する声があり、名古屋場所の時期に合わせて開催したいと考えていた」という。近藤さんは「相撲甚句と名古屋甚句は非常に密接な関係性があるといわれる。それぞれを聞き比べ、名古屋自慢をうたう名古屋甚句の面白さに気付いてもらえたら」と笑顔を見せる。

 プレイベント情報はウェブサイトで順次発表する。「やっとかめ文化祭DOORS」のプログラムの詳細は9月上旬に発表予定。木口さんは「名古屋にはまだまだ知らない魅力がたくさんある。今年もスタッフ、出演者と共に新たな名古屋文化に触れられる扉を用意する」と意気込む。

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