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栄に「ゴジラ襲来」 中部電力 MIRAI TOWERの70周年タイアップで

中部電力 MIRAI TOWER前のミズベヒロバに出現した口を大きく開けた「ゴジラ」

中部電力 MIRAI TOWER前のミズベヒロバに出現した口を大きく開けた「ゴジラ」

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 「ゴジラ」の大型オブジェが6月20日、「中部電力 MIRAI TOWER」を望むヒサヤオオドオリパーク ミズベヒロバ(名古屋市中区錦3)に設置された。

中部電力MIRAI TOWERを背景に臨むライトアップされた「ゴジラ」

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 6月20日に開業70周年を迎える同塔と、1954(昭和29)年11月3日の公開から同じく70周年を迎える「ゴジラ」のタイアップ企画「中部電力MIRAI TOWER にゴジラ襲来!」の一環。

 ミズベヒロバにある水盤から、高さ2.45メートル、幅2.4メートル、奥行き8.7メートルの「ゴジラ」が出てきたように設置された同オブジェ。日没から24時までタワーをライトアップするほか、数十分ごとに出る水盤のミスト演出に合わせて「ゴジラ」の鳴き声の演出も行う。

 19日夕方には報道向けに除幕式が開かれた。同塔を運営する名古屋テレビ塔の大澤和宏社長によると、1955(昭和30)年4月24日の第2作「ゴジラの逆襲」公開と同日に、塔の下でゴジラまつりが開催されたという。「今回の70周年のタイアップイベントでゴジラ再来となった。塔内のゴジラ関連の企画を体験すると映画がまた違った目で楽しめるのでは」と話す。

 映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」を手がけた山崎貴監督によると、オブジェは同作の宣伝キャンペーンでトラックに載せ全国を回ったものだとう。「ゴジラがようやく水の上に来ることができて良かった。本来の場所に来た感じがする。ライトアップでさらに迫力が増したほか、ミストや後ろに中部電力 MIRAI TOWERがあるこのシチュエーションはゴジラ的には素晴らしい花道」と笑顔を見せた。

 除幕式には大村秀章愛知県知事や河村たかし名古屋市長も駆け付けた。

 そのほかのタイアップ企画は、同塔展望台を会場に開かれる名古屋スポットの歴史をゴジラ作品の公開年に合わせてARで見せる企画や、展望台のナイトイベントとして行う夜景と共に楽しめるゴジラのプロジェクションマッピング、同塔とゴジラ、両者の70年を歩むパネル展示などを展開する。ゴジラの足跡に同塔70周年マークをデザインしたトートバッグ、Tシャツ、クリアファイル、缶マグネットなどオリジナルグッズも用意する。

 オブジェの設置期間は未定。タイアップ企画は9月23日まで。

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