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大須シネマで「2024夏の大決戦!サメカニ忍者ザウルス」 Z級映画を特集

映画作品の宣材ビジュアルを活用した「2024夏の大決戦!サメカニ忍者ザウルス」の装飾

映画作品の宣材ビジュアルを活用した「2024夏の大決戦!サメカニ忍者ザウルス」の装飾

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 Z級映画を特集したイベント「2024夏の大決戦!サメカニ忍者ザウルス」が7月15日、ミニシアター「大須シネマ」(名古屋市中区大須3)で始まる。

「2024夏の大決戦!サメカニ忍者ザウルス」を開催する大須シネマ

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 同館副支配人の杉山薫さん、「サメンテーター」の中野ダンキチさん、サメ映画を扱う配給会社でセレクトした9作品を1週間上映する。期間中、そのほかの作品の上映はない。

 昨年6月にはB級・Z級の作品が多いとされるがファンも多いサメ映画特集、今年1月にはサメ映画に加えカニ映画も特集したZ映画祭などを開催した同館。今回は、サメ映画のほか、作中にカニ、忍者、恐竜などが登場するZ級映画を集めた。「バリエーションが増えてよかったのでは」と同館の新美朋瑠さん。

 上映作品は、「当館で上映すると大体満席になる。もはや定番作品」という「えっ?サメ男」、イベントで好評だったという宇宙から来た「カニ」が出てくるSFパニックコメディー「ええっ?キメたカニ」、「80年代映画をオマージュしたような、どこかで見たことがあると思うシーンが出てくる。ストーリーがある内容」(杉山さん)という「コマンドーニンジャ」、「日本初上映。だが、上映は今回限りかも」(同)という卵から生まれた「怪物」が出てくる「パンダザウルス」、新美さんのお薦め作品で、メキシコのヤクザや、コカインを燃料とするサメと、サックス奏者でもある刑事が戦うメキシコのサメ映画「Narco Shark」など。「メキシコらしさなのか、不思議な空気感のある作品。VHS画質を彷彿させる映像」と新美さん。

 「出てくるサメは、基本的に水中では泳がない、二足で走る、手が付いていて殴る、チェーンソーを持っている、パンダをモチーフにした『人物』が出てくるなど、内容を説明しにくいので見にきてほしい。初心者も怖いもの見たさで来てもらい、こんなジャンルがあることを知ってもらえれば」と杉山さん。「クオリティーが低いZ級映画はイベントでしか上映できない。これだけまとめて映画館のスクリーンで見られる機会もほとんどないので、好きな人は楽しみにして来てくれる。上映後も満足しているようだ」と話す。

 金曜・土曜・日曜には中野ダンキチさんと矢方美紀さんのトークも用意、映画の感想や監督の小ネタなどを披露するという。トーク付きチケットは北海道や四国からの予約もあるという。

 料金は1作品=1,700円。トーク付き上映チケット(2,000円、予約可、特典付き)も用意する。7月21日まで。

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