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国際芸術祭「あいち2025」の全参加アーティスト60組が決定 新たに24組発表

国際芸術祭「あいち2025」の全参加アーティスト60組が決定。写真は参加アーティストのシモーヌ・リーさんの作品 《Untitled》 2023-24 (C)Simone Leigh, courtesy the artist and Matthew Marks Gallery

国際芸術祭「あいち2025」の全参加アーティスト60組が決定。写真は参加アーティストのシモーヌ・リーさんの作品 《Untitled》 2023-24 (C)Simone Leigh, courtesy the artist and Matthew Marks Gallery

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 国際芸術祭「あいち2025」組織委員会が2月26日、24組の参加アーティストを新たに発表した。これまで発表されていた36組に加え、全参加アーティストは60組となった。

パフォーミングアーツに参加するアーティストのフォスタン・リニエクラさんの作品

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 同芸術祭は「灰と薔薇(ばら)のあいまに」をテーマに、9月13日~11月30日の79日間にわたり開催される。主な会場は名古屋市の愛知芸術文化センター(東区東桜1)、瀬戸市の愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか。

 「現代美術」は、アメリカのシモーヌ・リーさん、瀬戸市を拠点に活動する古畑大気さんと近藤佳那子さんのアートユニット「Barrack」、漫画家の諸星大二郎さんなど、新たに23組を発表。既に発表されていた30組と合わせ、計53組となった。「パフォーミングアーツ」は、コンゴのフォスタン・リニエクラさんを新たに発表。発表されていた6組と合わせ、全7組が決定した。

 芸術監督のフール・アル・カシミさんは「今回の芸術祭では、人間と環境の間に浮上しているさまざまな問題について、アーティストたちの芸術実践を通じて別の視点やアプローチから解きほぐしていく道を探る。アートといってもその表現方法は実に多様であり、社会で起こっているさまざまな事柄と密接に結び付いている。そうしたアートに目を向け、世界と向き合うことで、危機を乗り越えていくための糸口が見つかるかもしれない」とコメントした。

 会期中に、愛知県内4市町(豊田市、設楽町、大府市、豊川市)での巡回展示「ポップ・アップ!」を開催することも発表された。

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