
伏見の映画館「伏見ミリオン座」(名古屋市中区錦2)が4月19日で移転6周年を迎える。同映画館を運営するスターキャットは記念イベントを開催する。
同映画館とセンチュリーシネマ(中区栄3)では現在、周年企画として「スターキャットシネマアワード2025」の結果発表ムービーを上映中。2023年12月1日から2024年11月30日までに両映画館で公開初日を迎えた映画から、シネクラブ会員に支持された洋画・邦画各10作品をノミネート。会員が「最も印象に残った作品」を投票してアワードを決定した。
邦画部門第1位は「あんのこと」(入江悠監督)、洋画部門第1位は「関心領域」(ジョナサン・グレイザー監督)が受賞。結果発表ムービーは、18日からケーブルテレビ「スターキャットチャンネル」、4月中旬以降にスターキャット公式ユーチューブでも放送、配信する予定。
4月20日には、スターキャット配給により、同映画館で多くの観客を動員した映画「愛を耕すひと」の日本語吹き替え版を1日限定で特別上映する。上映後には、主人公ケーレン大尉の吹き替えを担当した声優・井上和彦さんをゲストに招き、トークイベントを開く。イベントでは、希望者の中から抽選で1人に、主演俳優マッツ・ミケルセンさんの等身大パネルを贈呈する。映画館内カフェでは、作品をモチーフにしたオリジナルドリンクも販売する。
スターキャット映像コンテンツ事業部の藤田仁雄さんは「『愛を耕すひと』は、スターキャットが配給を始めてから最もヒットした作品の一つ。マッツの日本の声としておなじみの井上和彦さんを招いて、この日、この映画館だけの特別上映。井上さんの映画についての思いなどを聞きながら、改めて名作を楽しんでもらえたら」と話す。
上映開始は12時35分。料金は2,500円。