
伏見エリアに7月9日、「BASE LAYER HOTEL NAGOYA NISHIKI(ベースレイヤーホテルナゴヤニシキ)」(名古屋市中区錦2)がオープンした。運営はGREENING(東京都渋谷区)。
「快適な滞在と楽しい街遊びを支える基礎的機能ホテル」がコンセプトの同ホテル。地上11階建てで、客室は全186室を設ける。部屋は、ダブルルーム(162室)をはじめ、大型テレビや3Dサウンドの音響を設置するファミリールーム(16室)、「整いスペース」を併設したサウナルーム(4室)など機能別に7タイプを用意。宿泊者のみが使用できるプライベートサウナ(予約制)も備える。
ホテル1階には、オールデイダイニング「MAISON YWE(メゾン イー)」がある。日本の食文化や季節感、顔が見える生産者や自社農園の食材を生かし、調味料、ドリンク、スイーツまで自家製にこだわる。モーニングから、ランチ、カフェ、ディナー、バーまで、時間帯ごとに多様な使い方に対応する。モーニングタイムでは「身体をいたわるお粥セット」(1,430円)、ランチタイムは「米粉のパンケーキ」(1,430円)、ディナータイムは「新玉ねぎとディルのシューマイ」(3個=770円)など。ホテルオリジナルのクラフトビールもそろえる。宿泊者以外も利用できる。席数は、カウンター席10席、テーブル席 22席、ボックス席20席の計52席。営業時間は7時~23時。
同ホテルスタッフの早崎めぐみさんは「ホテルを、ただ眠る場所ではなく、出張や旅行の際に家族や友人、一人時間でもサウナでととのい、こだわりのパジャマやタオル、スキンケアグッズに包まれ、リフレッシュしてほしい。街での遊びを楽しんだ後に戻ってこられる『秘密基地』のような拠点になれば」と話す。
同ホテルではこのほか、地元で活動する、編集者、ショップオーナー、アーティストが「FOOD&DRINK」「ART」「MUSIC」「LIFESTYLE」の4ジャンルに沿って情報発信するウェブメディアも公開予定。ホテル主催のイベントも2~3カ月に一度のペースで開催を予定する。