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ラシックで常滑マーケット 伝統と新しさ融合、器や衣類など作家物販売も

常滑MARKETを紹介する担当の青木美咲希さん

常滑MARKETを紹介する担当の青木美咲希さん

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 「常滑MARKET(マーケット)」が9月2日、名古屋・栄の商業施設「ラシック」(名古屋市中区栄3)1階で始まった。

常滑MARKETの会場

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 愛知県常滑市で活動する作家の器や藍染の衣類などを扱う店が出店する同イベント。常滑の器やカフェが好きでプライベートでもよく訪れる、ラシック・フードレストラン担当の青木美咲希さんが企画した。「伝統と新しさが混ざり合う常滑の魅力を知ってもらいたい」との思いから、今の常滑を象徴すると感じた店をセレクトしたという。

 青木さんは「会場には、常滑市の作家による食器や藍染めの衣類など、暮らしを豊かにする新旧の魅力を楽しめるアイテムが並ぶ」と話す。出店者は、包丁を研ぐ位置をデザインとして可視化した砥石や、砥石のデザインを取り入れたメモブロックなどを販売する、1940(昭和15)年創業の老舗砥石メーカーが代替わりして展開する「10Good(トー グッド)」のほか、愛知の伝統工芸・知多木綿を使い、子供服などを製作する「紺屋のナミホ」、常滑の若手作家の作品を展示販売する「HOUSE OF 12(ハウス オブ トゥエルブ)」、2021年にギャラリーとカフェを併設して開設された「K&A SO-CO(ケーアンドエー ソーコ)」の4店。

 6日・7日にはオリジナルの招き猫を製作できる「ハルトケ」のワークショップ(予約制)も行う。粘土と樹脂で作った招き猫に、フェルトペンで目や鼻、模様を描き入れる内容で、完成品は持ち帰ることができる。参加費は1体2,000円。

 青木さんは「マーケットのターゲットは、30代~40代を中心に暮らしを豊かにしたいと考える層」と話す。「常滑の店は横のつながりが強いのも魅力の一つで、今回出店いただく店も他店舗の紹介でつながった」とも。

 開催時間は11時~21時。9月7日まで。

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