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久屋大通公園で「珈琲博覧日」 ホコ天でつなぐ2会場に30店

「珈琲博覧日」のイベントビジュアルTシャツを着て紹介する実行委員の甲斐慶太さん

「珈琲博覧日」のイベントビジュアルTシャツを着て紹介する実行委員の甲斐慶太さん

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 「コーヒーの多様性」をテーマに消費者と自家焙煎(ばいせん)店やカフェを結ぶイベント「珈琲(コーヒー)博覧日」が11月3日、久屋大通公園「シバフヒロバ」~「ケヤキヒロバ」(名古屋市中区丸の内3)で開催される。

道路規制を行い歩行者天国にする予定の「シバフヒロバ」~「ケヤキヒロバ」間の道路

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 自家焙煎店やカフェ店主から成る実行委員会と、会場の目の前にある「FabCafe Nagoya」が主催。今回で4回目。

 当日は東海エリアの自家焙煎所やカフェなどが出店する30のコーヒースタンドが並ぶ。実行委員で「FabCafe Nagoya」店長の甲斐慶太さんは「初出店を増やすのではなく、これまでの出店者を大切にするほか、ゆったりと過ごせる空間を確保できる出店数にした」と話す。各店で販売していたコーヒー豆を、今回はインフォメーションでも販売する(任意店舗のみ)。会場には、ピザ、サンドイッチ、焼き菓子、弁当などを販売する5店舗も出店する。

 「毎年、購入したコーヒーを味わいながら、別のお目当ての店の列に並んで待って過ごしている姿が多い」と甲斐さん。「できるだけたくさんコーヒーを入れられるように、お湯専任係がいたり、大きなネルドリップを使ったり、たくさんのドリッパーを設置できる自作の機器を置いたりする各店の工夫を見て過ごすのも面白いのでは」とも。

 今回初めて「シバフヒロバ」から道路を挟んだ北側の「ケヤキヒロバ」に会場を広げる。会場の一体化と往来時の安全面のほか、近隣からヒアリングした結果、浮上した「土曜・日曜に発生する路上駐車よる景観問題への対応」策になるのではと考え、イベント開催時間と前後1時間、道路規制を行い歩行者天国にする。

 「初の試みで、このエリアの関係者・団体が多いことから足並みをそろえるのに苦労したが、さまざまな人の協力もあり街が一体なって実現できたと感じた」と甲斐さん。そのほか、昨年、イベントで発生するプラ・紙コップのごみ削減に取り組んだことから、イベントを通じて社会課題に向き合う責任感が芽生えてきたと言う。「今回もイベント参加で自動的に社会問題へアクションできる」とも。

 道路には椅子のほか、子どもが遊べる木工クリエーター作のゲーム機を設置。場内では歌って踊る似顔絵パフォーマンスなどもある。「FabCafe Nagoya」ではコーヒーに関するセミナーやワークショップ(有料、事前申込制)も行う。

 会場内の店舗利用ワークショップ参加でもらえるスタンプを3つ集めると、ミルやケトルなどのコーヒー器具などが1000人に抽選で当たるスタンプラリーも行う。

 開催時間は10時~17時。

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