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栄・マルエイガレリアにカフェ 「クリームアンドクロワッサン」主力に

「マルエイガレリア」にオープンしたカフェ「Phi cream & croissant」のクリームアンドクロワッサン

「マルエイガレリア」にオープンしたカフェ「Phi cream & croissant」のクリームアンドクロワッサン

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 クリームアンドクロワッサン専門店「Phi cream & croissant(ファイ クリームアンドクロワッサン)」が11月21日、栄の商業施設「マルエイガレリア」(名古屋市中区栄3)1階にオープンした。

「Phi cream & croissant」の赤土色のカラーリングで統一した空間に大きな円状のメインカウンターを設置する

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 東京・下北沢のカフェ「Et - THE CULTURAL COFFEEHOUSE -」の新しい姉妹ブランドで、「日東興業」(岡山県玉野市)の飲食事業部門「SCENIIUS(シーニアス)」が企画した同店。店舗面積は66.9坪。席数は80席。

 店名の「ファイ」は直径を表す記号「φ」に由来し、黄金比を象徴する文字でもある。SCENIIUSブランドPR責任者の磯辺舞さんは「黄金比は美しさだけでなく、心地よさや安心感を与えるとされ、コンセプトにも反映。新しく作るブランドは、子どもから年配者まで幅広く好まれるパンを主力に、普段の生活にも寄り添うブランドになってほしいと考えた。再開発でさらににぎわっていく栄エリアに心地よく過ごせる空間を用意した」と話す。

 店舗デザインは、常滑市で取れる赤土から着想し、座席背面などに赤土のレンガを使う。赤土色のカラーリングで統一した空間に、大きな円状のメインカウンターをエントランスに設置した。客席は区分を設けず、ベンチや可動式木製スツールを置くなど、自由度の高いレイアウトとした。

 「クリームアンドクロワッサン」は、マフィン型で焼いたクロワッサン生地にフィリングを詰め込むオリジナル商品。同店奥に製造エリアを設け、東京のベーカリー「Think」を手がける「INTUITIONS」(台東区)のエグゼクティブシェフ・鈴木嵩志さんが商品開発を担当。「生地は厚みが残るように16層に折り込み、サクサクとした食感を重視。クリームは中と上で異なる味を組み合わせ、飽きのこない味にした」と説明する。

 商品は定番の「COCO(ココ)」シリーズと、表面積が広くトッピングやすい「DECO(デコ)」シリーズを展開。バニラジャムとバニラクリームの「バニラバニラ」(380円)、チョコカスタードとガナッシュの「ダブルチョコレート」(450円)、イチゴのコンフィチュールとピスタチオクリームの「国産いちご&ピスタチオ」(550円)、ブルーベリーのコンフィチュールとクリームチーズを混ぜたカスタードの「ブルベリーレアチーズ」(450円)など。6種類の小サイズを詰めたボックス(1,980円)や、コルネ型生地にクリームやジャムなどを重ね片手で食べられるように作った「TROIS(トロワ)」シリーズもある。

 ドリンクメニューは、名古屋をイメージした深いりのコーヒーのほか、キンモクセイの香りを抽出した蒸留水に蜂蜜などで甘みを加えたシロップを使う「ブルームシーズナルラテ」、紅茶、ハーブティーなどを用意する。

 営業時間は10時~21時。

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